てぃーだブログ › 久米島ゴバンノアシ

2023年06月01日

サガリバナ挿木ヒゲだしのはずが


「サガリバナ挿木水づけ」

 入れ物の中に現在、オタマジャクシが大量発生中。次から次へと卵を産むのか、息継ぎで水面が常に騒がしい。上から覗くと透明なのが沢山います。
 卵を産む本元は、屋敷に以前からいる小さな(ヒメアマガエル)。夜になると大きな鳴き声で合唱しています。






 泡卵性のカエルは青色かな。姿確認できず。このカエルは低い声で単独で鳴いています。


 水面の枝には泡があり、中に小さなオタマジャクシが沢山確認できました。しばらくしたら、水の中に入っていきます。泡は段々しぼみます。


沢にあるサガリバナ

最近はサガリバナの木も増えてきました。
花の時期になると夕方から(良い香り)とともに見事な花が開きます。この沢藤がある一帯は以前は田んぼでした。  


Posted by seasarサバニ at 09:42Comments(0)

2023年05月30日

北大東島中野の北大東ビロウ

普通のビロウ椰子
「高クバ」

屋敷の中で台風などに守られても大体、沖縄にある一般的なビロウはこの高さです。


タイトルの話し
以前、写真で見た北大東島開拓時代に写された島の白黒写真には、島全体が普通のビロウの倍の高さはありそうな(他の樹木の上から頭を出した)ビロウが沢山写っていました。 この真っすぐ伸びたビロウは当然、必要な建材になり次々と切り倒されました。
しかし中野地区にあるビロウ群はまだ若く低く、300本ちかく伐採を免れました。年月が経ち、ここのビロウは見事な高さを見せ、ビロウの(亜種)であることが解り、「中野の大東ビロウ」として村の天然記念物に指定されています。



天高くそびえ立つビロウ

20メートル以上はあるこのビロウは久米島の民家の後ろにあって、写真に全部入りきれない高さです。(北大東島ビロウ)を彷彿とさせる雰囲気があり、ビロウの亜種であってほしいものです。
異常な程の木の高さ、実際見ると圧倒されます。



 ビロウが高すぎて、根っ子と頭上が写真に入りきれません。
全く手つかずで、枯れた葉が辺りの木々の枝に引っ掛かっています。

ここのビロウは二本確認。

 普通ビロウの木の辺りは、落ちた種子から発芽して辺りには沢山ビロウが生えそうなものですが生えていませんでした。
この辺りはまだ確認不足なところが多く、また他所の人の屋敷には入れないので、まだ変わった木がありそうです。
増えてほしい固体です。  


Posted by seasarサバニ at 07:23Comments(0)

2023年05月28日

✩巨大リョウビンタイ✩

 
 二十年前、面白い(ヘゴ)が知り合いの庭に有るのを見つけ、子株を譲ってもらって
家に持ち帰り日陰に植えました。



それがこれです
「リョウビンタイ」

 幹が巨大なかたまりになり、1.8リットル入りお酒ケースと比べてもこの大きさです。



 鱗片が黒々しく龍の鱗に見えるのでリョウビンタイと言う変わった名前がついています。



 毎日の散水が良かったのか新芽が出て、枝は3メーター程に伸び日陰ができています。

古代植物のようで、一株あるだけで雰囲気がでます。



リョウビンタイの「鱗片」

地面に近い所から鱗片をはずし、タライに水を入れ根が出るのを
待っていますが、まだ発根しません。後しばらくかかるかな。  


Posted by seasarサバニ at 17:59Comments(0)

2023年05月25日

✩見つけた!コミノクロツグ✩

クロツグとコミノクロツグの話し
「クロツグの実」

森の中を歩くととても良い香り(ジャスミン+フルーツ)が辺りからしてくる。見渡すと大体クロツグが熟して固まった実がある。

砂糖椰子の種類


熟して木から落下した実は、すべて匂いに寄せられた小動物が果肉を食べ尽くし、種だけになっている。(自然に落ちた花弁?)


「クロツグ椰子の木」






八重山諸島以南からあると思っていたコミノクロツグが何と久米島にもありました。何気なく近くにあるクロツグの木を見ていたら、小さな花を付けていた。

「コミノクロツグ」

コミノクロツグの実はクロツグの実の半分もない感じ。派手さもない。八重山諸島の古見のクロツグではなく、小さな実を付けるので(小実のクロツグ)と名前がつけられた。

「コミノクロツグの実」



果肉は小動物に食べられている。(花弁?)繊維は黒くて強く民具などに使われる。
クロツグ(黒い繊維の由来)

 昔はクロツグの枝2m位を二本用意して、葉を五センチ程度残し切り、走り高跳びの両端の盾にしました。
 
 少し取り出してきたクロツグの繊維を利用して、木の棒に巻いて、ヘゴ棒代わりにしモンステラを植えたいと思います。  


Posted by seasarサバニ at 20:27Comments(0)

2023年05月23日

✩たまには栄養ちきやびら✩

(食事&スナック「礼」のソーキそば)

このブログ初の食べログです。

 今日は相方に難儀をさせ、お昼は早めに具志川の「礼」まで足を伸ばしました。

スナックを兼ねているお店に入ると、まず爽やかな歌のない歌謡曲に癒やされ、ゆったりしたソファーに座りソーキそばを注文。  早速大きな器で出てきました。味がしみ込みやわらかく煮込んだ本ソーキ、豚骨と鰹節のコクのあるダシが効いて、麺もシコシコで、相方と無心になってしばらく器を降ろさずに食べました。言葉がでません。

「礼」はランチタイムは満席で入れないくらい。早めに行くか、ずらして行くかです。



ちきやびら(力つけよう)




めずらしい写真ありました。
✩フラダンスを踊るツリー
それを見学するシーサー✩


 フラダンスしているのに見えますか?那覇のモノレール駅2階から撮影しました。
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Posted by seasarサバニ at 12:50Comments(0)

2023年05月21日

✩我ったー島ぬ自慢さびら✩

新垣サンシン屋ーぬケンさん、サンシン制作ぬ「伝統工芸士」受賞おめでとう御座います。\(^o^)/


 まずは、ケンさんにお願いして、「伝統工芸士のタテ」を見せて頂きました。50年のサンシン作りを認められて受賞されました。
島内の琉球古典音楽奏者の方々や
民謡奏者の方々をはじめ、はては久米島リピーターの団体さん達がツアーを組んで内地から真謝の新垣三味線店を訪れます。
それは、「良いサンシンを作ってくれるから」です。

何の飾りっ気のないお店の前にサンシン作りに専念する人柄がわかります。
 
 よく巷で話しに聞く、那覇の観光地辺りで、あまり確認しないで外国製のものとは知らずに「質にともなわないサンシンを高く買ってしまった」と聞きます。
しばらくそのサンシンを弾いていると、それの良し悪しがわかってきて後悔するそうです。
 新垣三味線店でサンシンを注文した人達は、ここまで来て良い物を買って良かったと納得するのです。


ケンさんのサンシン材料も完成まで壁に下がっています。


「我ったー島ぬ自慢さびら」やいびたん。
 




  


Posted by seasarサバニ at 08:49Comments(0)

2023年05月19日

月桃、サンニンの話

月桃(サンニン)

 今、真っ盛りに野山に咲いているサンニン。今年は特に多く咲いている感じがします。
この花には何種類か有ります。

(サンニン)

 まず普通のサンニンがこの頭を下げた花。とても綺麗な花を付け、英語でシェルジンジャーと言うそうです。つぼみが貝のようです。

花が上に向く(タチバナ月桃)


 このサンニンの花は上に向いています。タチバナ月桃と言う名前がついていて、幹が普通のサンニンの倍は伸びるので、大東島では以前はこのサンニンの幹を使ってサトウキビの結束に使っています。


淡い花を付ける(アオノクマタケラン)

 ランの名が付くけど月桃です。このサンニンは日陰を好むようで森の中に多いです。葉が柔らかく昔はカーサムーチーにはこれの葉が使われ、ムーチーガーサ(ムーチーの葉)取りは森の中にこの葉を取りに行きました。薄暗い中、咲き終わった後の種も真っ赤て印象的です。太陽に照らされた普通のサンニンの葉は固くてムーチーガーサには使われないようでした。

斑入月桃

 花も葉も綺麗な斑入月桃。花のない時期でも葉だけでも印象的です。

(レッドジンジャー)


 サンニンは一斉に咲き一斉に終わり、後は地味な葉しか残っていないですが、このショウガ科のレッドジンジャーは沖縄でも一年を通して、存在感のある赤い花を付けています。実際は小さな白い花ががあるのですが。
(ピンク)タイプ

ピンクも存在感があります。
 
 後は屋敷に花の香りの良いホワイトジンジャーもありましたが、次の機会に写真を載せたいと思います。


  


Posted by seasarサバニ at 06:33Comments(0)

2023年05月17日

✩昔、トカゲを釣る遊び✩


キノボリトカゲ(ばーくー)真謝

 うりずんの爽やかな時期になると、屋敷の中を歩くとチラチラと姿を見せるこの愛らしい生き物。

 トサカのある頭の大きいオス(カマチャー)は頭を上げて上下に振るのである。
誰が考え出したのか昔、せみとりに飽きた子供たちは、稲穂の軸を輪っか結びにして仕掛けを作り竿に取り付け、福木の枝にいるバークーを探し、枝にバークーがいると、ゆっくりと仕掛けを近づける。「ここでほとんど逃げられるので技術がいるスリルのある遊び」ソーっと頭に輪っかを入れ込み、ゆっくり引き込んで取りあげ喜んだものでした。


 このまだ幼いキノボリトカゲが居る木は虫が寄りそうな(トカゲ的考え)ミッキーマウスの゙木。  



珍しいミッキーマウスの゙花   



 ジラジラーは小さいうちは尻尾がコバルト色にかがやく。
大きくなるとコバルト色は消え、油びかりするので油クェーボージャーと呼ぶ(真謝)
 不思議なことにこのトカゲはこちらが動かないとまったく無警戒になり足元を歩くが、こちらがちょっと動くとぱっと逃げ出すのである。


 アンダクェーボージャーは小学生の゙頃、庭の石をおこすと黒いもーもーぐゎーが沢山いたので、それを糸に結んで竹竿に取り付け、トカゲの前で動かすと直ぐに食わえ、一度食わえると釣り上げても離さない。手に掴むとやっと離すという昔の遊びでした。


小さいアカマターグワー

 朝、勝手口の戸を開けると頭上から落ちてきたのは、30センチ程のアカマターグヮー。カメラを取りに行く間に頭が隠れてしまった。小さい時はとても派手。1年後に同じ所で1メートル位になった同じ固体と思うアカマターを発見した。色は地味になっていました。
庭で忙しく鳴くカエルやジラジラーを捕食して大きくなったと思います。  


Posted by seasarサバニ at 07:06Comments(0)

2023年05月15日

クメのサキシマスオウノキ


 昔、八重山一人旅の中、西表島の古見を通った時、古見のサキシマスオウノキと書かれたマップを見て、通りに車を止めて、うっそうと繁る森の中に入っていきました。
そこには地面から地
上に曲りくねる「板根」の見事な大木があり、しばらく見惚れて立ち竦んでいました。



それから何十年の後、憧れていた木が何と久米島の自分の家の近くにあったのです。O⁠_⁠o


それがこちら



ちょっと控えめな板根がある、紛れもないサキシマスオウノキです。
この家屋の改築見学の途中に偶然に見つけました。
この見慣れない木の根を見て、西表島の゙あの木だ!と確認しました。    
 やはりこの一帯は、昔海岸沿いの地域で此等の植物が生えそうです。


駐車場側から眺めるとこんな感じですが、残念なことに駐車場を作るときにユンボで一部の枝が削ぎ落とされていました。
大事にしたいものです。



木の下には沢山の種が落ちていますが発芽している様子がありません。


えんぴつの太さの木



 家に憧れのサキシマスオウノキの苗木を手に入れ、門の側に植え順調に成長しています。   
2 00年後あたりになろう板根を想像しながら、観葉植物として眺めています。^⁠_⁠^

  


Posted by seasarサバニ at 17:40Comments(0)

2023年05月13日

✩珍鳥カワセミ保護✩






中々見られないカワセミを保護。ハウスの中に入り込んでいました。
逆光の中横顔を見せたのは、アカショウビンを連想させるような長いくちばし。
あぃ!カワセミぐゎーやっさ〜。と、喜んで手に取りよく見ると背中が瑠璃色に輝く綺麗な鳥です。
とても元気そうです。
優しくつかんで片手で撮影。すぐにリリース。             
 
 昔は川で鮒釣りをしていると葦(アシ)の間からよく飛んでいました。  


Posted by seasarサバニ at 08:02Comments(0)